歩いていく道

畑に声かけする私の農業

畑の事を書こうと思います。

無農薬で野菜や果物を作っています。

もちろん畑には虫や獣たちもいます。

ですが、今では畑の虫たちや獣たちと共存出来ていると言っていい、と私は思っています。

何故なら、被害が最小限になるように声かけをしているから。

エネルギーワークを生業にしている者にとって、全ての存在はエネルギーなので。

害虫、害獣とされる者たちも存在意義があってその場に現れているのだという事は当然の事です。

では、何故そこに現れる必要があるのでしょうか?

それはそこに存在する(しょっちゅう現れる)人間のエゴの想い(エネルギー)を浄化しようとしているのではないか?(仮説1)

そして、

虫や獣と意思の疎通、又はエネルギーで会話する(ような)事が出来るのではないか?(仮説2)

と思い、4年ほど前に実験をスタートしました。(主にブルーベリーの木で)

特に変わった事はしません。

畑の野菜や果樹に話しかけ、山の神に呼びかけるだけです。

花をたくさんつけてね。甘い実をつけてね。

蜂がいたら「ここは人間が来るから巣を作らないでね」

他の虫たちには「あなたたちが食べる分は残すので、残りは取らせてもらうね」

カミキリムシには「この木を枯らしてしまうほどはやらないでね。木が生き残れるくらいにしておいてね」

山の神には、いつもお恵みをありがとうございます。感謝いたします。

今年もたくさんの実をありがとうございます。

とまあこういう声かけを毎回毎回畑に行くたびにしています。

最初の年は惨敗でした。

ネズミやイノシシ、果樹には虫が付き木が汚れたように見えるほど食い荒らされたり、、

でも次の年もやりました。

2年目には、少し実のつきが良くなりましたが、蜂が巣を作ったりして慌てたりしました。

小さな蜂の巣がブルーベリーの木に出来ているのを見つけた時、その巣の近くにいる蜂に声かけをして

「ここの木には巣を作らないでね〜、他の、木じゃないところに巣を移動させてね〜」と2日続けて言ったら、

3日程して畑に行った時に、蜂の巣は残っていましたが、蜂の姿はありませんでした。

3年目になった時、とにかくたくさんブルーベリーの実が出来て出来て困る、という事が起きて大反省した事があり、

何故かというとその年はたくさん実をつけてね、と何回も言ったせいで収穫が追いつかない(つまり身の丈に合わない程いただいてしまった)事が起きたからです。

私の傲慢さが現れたのだと思いました。

ブルーベリーは人間が手摘みをしなければ収穫できない果樹です。

摘みきれないほど望んだ、という結果を見させられたのです。

私は神様に謝りました。

そして次の年には程よく実ってね〜、甘くなってね〜、と声かけをしました。

果樹達はちゃんと聞いてくれて、甘い実を程よく実らせてくれました。

この頃から、虫にやられないように武装(😄)しなくても刺されなくなりました。

朝、畑に行くとクマンバチ達がブンブン言いながら蜜を集めています。

その横で私達はブルーベリーを摘んでいます。

たまにクマンバチは私達の周りを飛んで「偵察」しに来ます。

その時には「仲間だよ〜」と身体をゆっくり動かしながら、敵ではない事を伝えます。

するとクマンバチは自分の蜜集めの仕事に帰っていきます。

虫が1匹もいない畑ではありません。

害虫、害獣として駆除したら、さらなる害と常に戦っていかなければなりません。

人間が100%取ろうとしない事が大切なのです。

その畑は人間の社会では確実に個人の所有物ですが、人の身体は神様からの贈り物というように、土地でさえも神様からの贈り物なのです。

もっというと、その土地に住まうエネルギー達に必要な養分を与えてあげないと土地は暴れる(荒れる)だけなんだと思います。

畑を持っているのであれば、そこに住むエネルギー達にあなたの収穫を少し分け与えましょう。

疲弊しないで畑をやっていく事が出来る方法がこれなのではないか、と思っています。

今日も収穫をしながら、いつもありがとうございます。と神様に感謝しています。

畑のエネルギーは穏やかです。