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現実世界の出来事②

シロの件があってから少し経ったある夜のことでした。

また夢を見たのです。

、、、私は、十畳程の広さの部屋にいて、板張りの床に正座をしていました。
周りの壁も板張りです。

誰かが、正座している私の右側、一歩前に立っていました。私達は同じ方向をむいています。

、、、私の横に立っている方は、とても怒っていました。その怒りが私にもヒシヒシと伝わってきます。

、、、😱?
のっけから私は超ピンチ⁉️な状況にいました。

その方は、白い着物を着ていました。
そして、私達と対面している誰かに向かって、私を指差しながらこう言ったのです。

「こんな、こんな奴にやってもらうのでいいのか‼️お前たちは!」

はい、怒り狂っています!😱

うわわー、やばいよメチャクチャ怒ってるよー

なんだろ、何したっけ?私、と思いながらそっと顔を上げて周りを伺ってみると、私の向かい側に居たのは、なんとあの日、夢の中に出てきた二人の方達でした。

怒っている方は、二人が私に供養を頼んだ事に対して、「この子じゃキチンと出来ないのになんでお願いしちゃったの?」という、二人の方への(ある意味での)親心から怒っているようでした。

あちゃー、、、、キチンと供養できていなかったのかしら?だから怒られちゃったのかな、どうしたらいいだろうか、、、と考えていると。

二人の方達が、

「私達はそれでもいいのです。すべて知った上でお願いしたのです」

と言ったのでした、、、

、、、。

それを聞いて私は、心の中から驚きと共に嬉しい気持ちがドンドン湧き上がってきて、涙が止まらなくなってしまいました。

なぜなら、その頃の私は、誰のことも信頼しようとせず、その為にまた誰からも信頼されることもない、お粗末な人間だったのです。
そして、
その状態を自分でわかっていながら、人って、世の中ってそんなものだと思っていました。

信頼し合うなんて関係は信じられない。

皆自分の事が一番可愛いのだ。信頼し合うなんて、そんなのはうわべだけ取り繕っているのだと、本気で思っていました。

だけど、、、その時私は二人の方の言葉が心からの言葉だと一瞬で理解できたのです。

しかもその二人は、私の覚束ない供養によって自分達がどうなるのかも解っていたのに、それでも良いと私のところに来てくれたのでした。

、、、なぜ、、、?なぜそんなふうに委ねる事が出来るのでしょうか?

白い着物の方は神様?なのか守護霊様?なのかわかりませんでしたが、二人の方の言葉を聞いて「決めているならよい」と納得してくれたようでした。

でもその時私はもう感動して涙を流すばかりで、その後のことはよく覚えていません。
泣きながら目が覚めたのは初めてのことでした。

この事があってから、他人を信頼して行動する存在がエネルギー体にも、人間にも本当にいるのだという事を信じることができるようになり、こんな私にも信頼を寄せてくれる存在がいるのだと、この人生もそんなに捨てたもんじゃないのかもしれないと思えるようになったのでした。

、、、これって、シロが導いてくれたのかな?
あの写真が出て来なければこの気づきはなかったもんね。

ありがとう、シロ🌟大好きだよ

しかし、この後もちょくちょく神様?に怒られるむぅなのでした。
そのお話はいずれまた。