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川に沿って歩く

前回(マージャの件)から少し経ったある日に、また同じ川に行ってみました。

この川岸の場所は、私自身とても来るのが楽な場所に感じます。
何かしらの関連がある場所なのかな?

今回もまずは上流に歩いて行ってみました。

しばらく歩いて行くと、辺りが急に暗くなり、あ、夜になったなと気づきました。

暗くなった川岸に、一人の男性が川の方向を向いて座っていました。

男性は20代くらいで格好は武士の姿です。
という事は日本の人ですね。

ーこんにちは。
ー、、、。
返答なし。

声をかけてみましたが、私の事は見えていないようです。

その後も何回か声をかけてみたのだけれど、彼は自分の念で頭が一杯になってしまっているようで、問いかけに対する返答はありませんでした。
ただじっと、川を眺めています。

、、、怒り、苦しみ、憤り、悔しさ、そんな思いで一杯になっているみたい。

何があったのでしょうか?

次回会えたらまた声をかけてみたいと思います。

彼と話ができなかったので、その先へ歩いて行くことにしました。

adventure clouds conifer countryside
Photo by eberhard grossgasteiger on Pexels.com

彼と離れたら、元の明るい川岸に戻りました。

、、、不思議で謎なことが多いわ、、、
その人の思いを表しての夜なのか、それとも夜の領域の存在だという事を表しているのか?わからないことばかり起こりますが、私は素直に受け取るだけです。でも、、、今度オババ様に聞いてみよう。(覚えてたら(^_^;)すぐ忘れちゃうので)

さて、しばらくすると、
私はいつの間にか落ち葉の積もった道を歩いていました。
山の中の細い道です。

足元を見るとワラジ?を履いているようです。

ーー装備は完璧。

という言葉が浮かんできました。

ん?誰でしょう。
このワラジの主がどんな人なのか、少し離れて見てみます。

、、、男の人ですね。
男性が一人、誰もいない山道を歩いていました。
多分、30代くらい?

背中に箱みたいな物を背負って、頭に白っぽい手ぬぐい?みたいなのを被り、その上に笠というのかな?竹か何かで編まれた三角のものを被って、どこまでもどこまでも、ひたすら歩いています。

山の中を、無心で歩いています。

、、、薬売り、という言葉が浮かんできました

次の街へ。薬を売るためにひたすら歩く。

ーあのー、すみません。

何回か声をかけたけど、この人、歩くのが異常に早い!

ーあっ、すみません、ちょっと、そこの人ぉー、待ってーーー、、、

、、、振り向きもせず、サッサと歩いていきます。

、、、。

、、、彼があまりにも無心に歩いているので、その姿になんだか心を打たれてしまって、またしても声を聞く事もできなかったです。

現実に戻ってきてから、これでいいのだろうか?何も聞けてないけど?と
なんだか自分に対してモヤモヤしてしまいました。

癒しは送らせて貰ったけれど、、、

、、、。
うーん🤔 うん、そうね。

癒す。というのが一番の目的だから、アレコレ考えずに出来ることだけしていこうと思います。

会えて、知ることができて、癒しを送らせてもらいまいました。
今はそれで十分。ということだと思います。

ありがとうございます。