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マージャ

きょうは、なかなか治らない炎症にまつわる前世を見に行ってきます。

おばば様のところに聞きにいって、見に行ってみるといいと言われたので例の階段を降りていってドアを開けると、そこにはまた森が目の前に広がっていました。

、、、でもこの森は、この前出会ったユリイがいた明るい雰囲気の森じゃなく

もっと暗い、鬱蒼とした感じの森でした。

どこへ行ったらいいかな、、、
と思いながらあたりに気を配ってみると、、、

、、、左側が少し明るいのでそちらに行ってみることに。

すると、森が途切れて、その先には川が流れていました。

川、、、荒涼とした川岸に立ってみると、対岸の木々が遠くに小さく見えていて本当に広い川だとわかります。水量も多くてドウドウと音を立てて流れていて、向こう側へはとても行けそうにない感じ。

ん〜、どうしようかな。

自分で動かないと始まらないので

川沿いを上流に行くか下流に行くか

しばらく考えて、まず上流に行ってみることにしました。

そうして、

少し歩いて行くと、1人のお婆さんに会いました。

彼女は川岸に片膝を立てて座り、石で出来た道具を使って草みたいなものををすり潰しているようでした。

ーこんにちは。何をしているんですか?
ー薬を作っているんだよ

なるほど、あの石で出来た道具は薬草をすり潰して薬を作るものなのね。
、、、浮かんできたのは、薬汁や丸薬状にしてそれを飲むのではなくて、なんというか、すり潰した薬草を何か、小麦粉のような粉と一緒に丸めて団子状(つくねくらいの大きさ)にして、それを食べるというイメージ。
、、、うーん、なんか苦そう、、、

では、恒例の質問⭐️
ーあなたは私ですか?

うなづきが返ってきたので、正解のよう。よかった。

彼女は、
黒い肌、黒髪に黒い目。
格好からみるとアフリカの人のよう。

川の名前を聞いたら「オッテス」と言った。

ーあなたの名前は?
ーマージャ

アフリカということは、一族の名前を聞いてみようかな

ーあなたの一族の名前は?
ーンガ族

彼女の出で立ちを見てなんとなく気づいていたけれど聞いてみる。
ーあなたの仕事は何?
ー私は薬師でシャーマンをしていた。

そして、、、

ーあなたはどんな一生を送りましたか?と聞いたら

ー私は失敗した。

と彼女は言いました。

、、、一族の子供が何人か死んでしまった

、、、薬を飲ませたが助からなかった。死ぬはずのない子供だったのに

彼女の嘆きはとても深かった。

しばらくマージャの側にいたけれど、彼女はずっと川を見つめているばかりで、思いはどこか遠くにあるようでした。

子供たちが安らかでありますように。

彼女の悲しみと苦しみが癒されますように。

ふと、こういった前世を知ることによって、何がどうなっていくんだろうという未知への不安(恐れ)のような感情が浮かびあがってきました。

こういう感情、ちょくちょく浮かんでくるのです。
自分の中に浮かんできた恐れの理由(未知への不安)と、存在(今、それを感じている自分)を知って、納得し、それから手放しました。

、、、恐れは一種の防御でもあるのだと私は思っています

ある時、自分がどんなに恐れを抱いて生きているかということにハッ⁉️と気づいて、それからもう怖がるのはやめようと思いました。

怖がらないというのは、むやみに何かに立ち向かっていくとか、自暴自棄になるとか、度胸試しをするとか、傍若無人に振る舞うという意味ではないです(^ ^)

敬いの気持ちから起こる畏れ、慎重に行動すること、礼と義、節度、誰の中にもあるこういう気持ちはとても大切なものだと思っています。

あ、説明っぽくなってしまった💦

現実世界に戻ってきてから
マージャに愛を送らせてもらいました。